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青年期の故郷 山形を訪問-2 (5月1日)
最上川舟運跡訪ねる

最上川宮舟着場跡の下流に架かる長井橋(349m)国道287号線(上流から撮影)=2025/05/01、長井市宮
 
 
宮舟着場跡(左岸、下流から撮影)=25/05/01、長井市船場東  
 
小出舟着場跡(左岸、下流から撮影)=25/05/01、長井市小出  
 
小出舟着場跡の碑=25/05/01、長井市小出小出舟着場跡広場  
 
最上川河口迄の距離表示、左が高畠町糠野目の最上川最終船着場、右が長井市の宮舟着場  
 山形鉄道フラワー長井線の長井駅で下車(11:18)し、前の人について行くと、ホームの先端を下りて踏切を渡りました。地元の人の近道かと思いきや、高校生当時がよみがえり、変わらぬ原風景でした。渡った先の改札口を出ると、一変して都会風に変わりました。右手に市役所があり、観光課で宮舟(しゅう)着跡等の案内パンフをもらい、歴史等を聞きました。宮舟着場へは、駅から歩いて20分くらいです(約1.5㎞)。当市に住む同級生(小~高校)に電話すると「昼食を一緒に食べてから見学せよ」とのことでした。同級生達の昔のことや近況の話で長引き、宮舟着場跡に着いたのは午後3時過ぎでした。
 宮舟着場跡は、長井橋上流の左岸の側流にありました。実際の船着場は、はっきりしないそうで、推測地に造られていました。説明板や簡易なベンチ等があり、当時を想像しました。そこから上流へ1㎞余り歩くと、小出舟着場跡です。
 小出舟着場跡は、宮舟着場跡と同じように左岸の側流にあり、ここも実際の場所がはっきりしないそうです。石碑の案内が目立ちました。小出は、宮舟着場より後に造られましたが、大変繁盛したようです。民営だったからでしょうか。
 そこから、さらに上流の「最上川発祥の地」石碑へ歩きました。ところが、途中で河川敷の道に迷ったり、堤防の橋が工事中で迂回したりして夕暮れが近づき、夜間の単独は危険と判断し、行くのを諦めました。その地点は、国道287号線しらかわ大橋の手前でした。近所の人に時庭駅が近いと聞き、上りの最終列車(18:56)に乗りました。
 最上川発祥地とは、吾妻連峰から流れる松川(現最上川)と、飯豊連峰から流れる白川が合流し、その下流を最上川と呼ばれていたことです。合流手前の松川の左岸に「最上川発祥の地」と刻んだ石碑があります。最上川の流域は、山形県全面積の76%あり、まさに母なる大河です。
 現名の最上川は、源流の西吾妻山から幾つかの盆地流れ、庄内平野の酒田港が河口です。最初の盆地が米沢・置賜地域です。何時の日か、糠野目から長井まで、歩いて下りたいと思います。写真の距離表示差は18.4㎞です。早朝にスタートすれば、夕方までゴールするでしょう。

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